2007年09月07日

精油を希釈する基材

精油は原液のままでは肌への刺激が強いため、トリートメント(マッサージ)などに用いる場合、その濃度を薄めて−希釈して−使用します。
そして希釈するための材料を「基材」と呼びます。
トリートメント(マッサージ)に使用する基材は主に植物性のオイルですが、沐浴やスキンケアなどに利用する場合、天然塩やクレイなど様々な基材を用います。

基材として用いるオイルは、精油成分を体内へ運ぶということから「キャリア(運ぶ)オイル」と呼ばれています。キャリアオイルにも様々な種類があり、手触りや香り、含まれる栄養分(植物オイルですので、その植物の栄養分がたっぷりです)など、精油を加えず、キャリアオイルのみでトリートメントをすることもできます。

主な基材について

キャリアオイル
 グレープシードオイルへすすむグレープシードオイル
 スイートアーモンドオイルへすすむスイートアーモンドオイル
 ホホバオイルへすすむホホバオイル

天然塩へすすむ天然塩

アルコールへすすむアルコール

重曹へすすむ重曹

クレイへすすむクレイ
posted by 水倉佑香 at 14:34| 精油を希釈する基材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

グレープシードオイル

学名:Vitis vinifera
和名:葡萄
科名:ブドウ科

ブドウの種に熱を加え圧搾しオイルを抽出します。
ワイン醸造後に残った種を利用できる為、安価に求めることができます。
食用のグレープシードオイルも多く出回っていますが、アロマテラピーにご利用の場合は、マッサージ用をお使いください。

とてものびがよく、さらっとした軽い使い心地です。
クレンジングに適しており、脂性肌におすすめ。また刺激が少なく保湿作用も高い為、乾燥肌、敏感肌にも向いています。
夏場やクレンジングオイルなどへの利用がおすすめです。


香り:ほぼ無臭
酸化しやすいので、開封から2ヶ月を目安に使い切る(風通しのよい冷暗所で保管。保存状態によっては劣化がはやくなるので注意)
また、タオルなどに付着して酸化すると酸化臭が落ちなくなります。
タオルでオイルを拭き取る場合や付着した場合は、早目に洗濯をするか一旦浸け置きするなどしておくとよいでしょう。
posted by 水倉佑香 at 14:36| 精油を希釈する基材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スイートアーモンドオイル

学名:Prunus amygdalus
科名:バラ科

キャリアオイルの中でも最も多く使われているオイルのひとつです。<スイートアーモンドの仁(種子)を低温圧搾しオイルを得ます。安価で多く出回っている為、中には溶剤を用いて抽出したものもあります。注意しましょう。

なめらかですべり心地もよく、扱いやすいオイルです。
ビタミンA,B,Eやオレイン酸など栄養素も豊富で肌を柔らかくしてくれます。また保湿作用に優れ、乾燥肌や乾燥によるかゆみにも適しています。
日焼けにより炎症した肌も優しく落ち着けてくれるでしょう。


香り:わずかにアーモンドの香り
ビタミンEを含むので比較的酸化しづらいが、風通しのよい冷暗所で保管して開封から2ヶ月を目安に使い切る
posted by 水倉佑香 at 14:37| 精油を希釈する基材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ホホバオイル

学名:Simmondsia chinensis
科名:ツゲ科

砂漠地帯に生育するホホバの種子から低温圧搾によりオイルを抽出します。
ホホバオイルといわれますが、植物性の液体ワックス(ロウ)です。天然の植物オイルにはトリアシルグリセロールという中性脂肪の一種が含まれていますが、ワックスには含まれていません。
ホホバオイルは低温では固まりますが10℃以上の室温で液体に戻ります。またそれによる劣化もありません。

どんな肌質にもよく合い、保湿作用にも優れています。
なめらかでのびもよく扱いやすいオイルです。ただし若干価格が高めなので、毎日日常的には少々手が出しづらいところです。しかし、酸化しづらく長期使用できるため、週一や時々しか使わないような場合にはおすすめです。
肌質を選ばないことと、浸透性よく乾燥しづらいことからフェイシャルトリートメントにも向いています。


香り:ほぼ無臭
とても酸化しづらく安定している為、風通しのよい冷暗所できちんと保管していれば半永久的に使えるとも言われています。(とはいえ、酸化臭など感じたら使用しないようにしましょう)
人によってはアレルギーをおこすこともあるので注意。
posted by 水倉佑香 at 14:38| 精油を希釈する基材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

天然塩

天然塩には大きく分けて、海水から作られた「海塩」と地殻変動などで海水が陸地に閉じ込められた結果、塩分が結晶化し鉱物(塩化ナトリウム)産出する「岩塩」があります。

それぞれ色や香りなど、塩の質感も様々で、はまると塩だけで何種類も集めてしまいます。
もちろんミネラルなどの成分も異なりますので、お料理などに使う時も色々な味が楽しめます。おおざっぱですが「海塩」はお魚料理、「岩塩」は肉料理に合います。


アロマテラピーとしては、主に入浴剤−バスソルトとして利用されています。
発汗作用、保温作用などが期待でき、肌を浄化してデトックス(体内毒素排出)に役立つことから入浴剤としての利用はおすすめです。
また、スクラブ剤としても利用されます。(スクラブ剤として利用する場合、肌を傷つけないようにオイルをプラスするなど注意しましょう)
posted by 水倉佑香 at 14:39| 精油を希釈する基材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アルコール

精油は水にはほとんど溶けませんが、アルコールには溶けますので、ルームスプレーや化粧水などを作る場合、先にアルコールで精油を希釈し、更に水を加えると混ざりやすくなります。

アロマテラピーでは主に「無水エタノール」を使用します。
無水エタノールは、酒の主成分であるエタノールを99.5%以上含んでおり、薬局で販売されています。(高純度なエタノールであり刺激が強い為、飲むことはできません)

無水エタノールの使用がほとんどですが、ウォッカなどアルコール度数が高く(少なくとも30度以上)無臭のものも利用できます。

また、アロマテラピーから若干はずれるかもしれませんが、入浴剤としては日本酒、ワインなども血行促進などが期待でき、よく利用されています。日本酒風呂はお肌にいいとよくいいますよね。バスワインも優雅な気分でよいものです。ただ、どちらもお酒自体に香りがあるのでアロマテラピーには不向きですが、その香りと精油をブレンドして楽しむのもありだと思います。冬なんか飲み残したものをお風呂に入れるとぽかぽかになりますよ。
posted by 水倉佑香 at 14:40| 精油を希釈する基材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

重曹

重曹とは炭酸水素ナトリウムのこと。ベーキングソーダとも呼ばれます。

重曹には鉱床から採掘されるトロナ鉱石を精製した天然の重曹の他に、炭酸水素ナトリウムを人工的に作った重曹があります。
できれば天然100%のものを使用した方がよいでしょう。

アロマテラピーでは主に入浴剤として沐浴に使用。
血行促進を促進させ、発汗を促します。また肌の浄化と保護作用もあります。
重曹は人体に無害ですが、掃除にもよく使われますので、入浴剤として使用すると浴槽もきれいになりますよ。(といっても重曹風呂にしていれば掃除しなくていいわけではないですけどね)お風呂のお湯を流すことで、排水溝、パイプの汚れも流していってくれます。
他には洗濯や脱臭剤としても使えますし、料理でも使用しますね。(アロマからは離れてしまいますが。)
posted by 水倉佑香 at 14:40| 精油を希釈する基材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする