2007年09月07日

アロマテラピーってどうやるの?

アロマテラピーって香りを楽しむってことは分かったけれど、具体的には何をどうしたらいいの?

まずは、精油を1本用意します。基本的に、アロマテラピーは精油を用いて行いますので、精油がなくてははじまりません。お好みの香りを楽しんで探してくださいね。


さて、精油を用意したら、
…アロマテラピーでは精油をこのように利用していきます。

芳香浴
沐浴
吸入
湿布
マッサージ(トリートメント)

その他にも、ルームスプレーに利用したり、手作りスキンケアに利用したり、掃除に利用したりと様々な場面で利用していくことができます。

もちろん全部を行わなくてはならないわけではありません。
自分の好きな香りを 好きな時に 好きなように使っていけばいいのです。
ラベンダーの芳香浴だけを楽しんでもいいし、芳香浴はしないけどお風呂に入るときに使いたいでもいいわけです。
自分の好きな香りで楽しい時間を過ごしましょう。
posted by 水倉佑香 at 13:59| アロマテラピーってどうやるの? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

芳香浴

部屋などで精油を香らせて楽しむ方法です。

ティッシュを使って…
ティッシュに精油を1〜2滴落とします。ティッシュが一番手軽ですが、ハンカチやコットンなどでももちろんOKです。ただし、精油の種類によってはしみになってしまうこともありますので、ハンカチを利用する場合は注意してください。
この方法は持ち歩きもできて便利です。
玄関などに置いておけば帰って来た時に、香りが出迎えてくれていいかもしれません。さすがにティッシュを置いておくのは気がひけますが、専用のぬいぐるみを用意して精油で香りをつけたりしてもいいかもしれません。ただ、香りがどうしても多少は残ってしまうので、あまり色々な香りを楽しむことは出来ないし、しみにも気をつける必要がありますけども…。
専用の素焼きのプレートなんかもありますので、そういうかわいいグッズを置いておいてもステキですね。


マグカップを使って…
マグカップにお湯を入れて、精油を1〜2滴落とします。
蒸気で精油がお部屋に拡散されますので、ティッシュの場合よりも香りがよく広がります。
出来れば、アロマテラピー専用にカップを用意するとよいと思います。


ティッシュやマグカップを使う方法は簡単で手軽にできますね。
では、次は少し本格的に

芳香拡散器を使って…
芳香拡散器と漢字で書くといかめしいですが、アロマポット、アロマライト、デュフューザーなどのアロマテラピー専用の器具を使って精油の香りを広げます。

まずは、キャンドルの熱を利用して香りを拡散するもの…
アロマポット、オイルウォーマー、オイルバーナーなど色々ありますが、これは商品名なので、特にこういうものをアロマポット、これはオイルウォーマーなどと違いがあるわけではありません。特に名称にはこだわらなくていいでしょう。
もし、アロマテラピー用か分からない場合はお店の人に聞いてみましょう。

このアロマポットは、キャンドルの熱で上皿を温めその中の精油を拡散させる というものです。
使い方は、上皿に水を6〜8分目まで入れて、精油を1〜5滴くらい落とします。そしてキャンドルを灯して下から温めます。
簡単ですが火を使うので、燃えやすいもの、熱に弱いものの近くでは使わないようにして、部屋を離れる時には火を消すようにしましょうね。
上皿に水を入れるのは、キャンドルの熱は高温なので上皿が割れるのを防ぐ為です。なので、空焚きにならないようにも気をつけましょう。あまりに上皿が小さいと水の蒸発が早いので大変です。すごく気に入ったデザイン!というのでなければ上皿はあまり小さくないものを選ぶといいかと思います。


アロマポットを利用する場合、香り−嗅覚だけでなく、視覚からの癒しも大きなところです。キャンドルの暖かい光はこころを落ち着けます。アロマポットのデザインによってその光も表情を変えます。陶器のものやガラス製のものなど素材も色々あるので、目移りしてしまいます。香りだけでなくてアロマポットも気分で選ぶと楽しいでしょうね。

使用するキャンドルは専用のものがあります。これはアロマテラピーが楽しみやすいように、煙が出ない、キャンドルの香りがしない、燃焼時間が長いなどの利点がありますのでおすすめです。
アロマポットを取り扱っているお店であればキャンドルも置いてあると思いますので、聞いてみてください。


電球を利用したもの…
キャンドルを使ったアロマポットは、癒し効果も高いですが、目が離せないのが難点です。そこで、寝るときなどにおすすめなのが、キャンドルの換わりに電球を使ったアロマライトです。

使い方は基本的にアロマポットと同様。
上皿に精油を1〜5滴くらい落としてライトを付けます。
キャンドルほど熱が発生しませんので、上皿に水を入れなくても大丈夫ですが、精油が上皿にこびりついたりするのを防ぐ為にも水を入れておくといいかと思います。個人的には水を入れたほうが香りをよく拡散するような気がします。


風を利用したもの…
アロマポットやアロマライトは、上皿の上に精油を入れるので、小さいお子様がいらっしゃるとちょっと使いづらいかもしれません。(お子様の手が届かないところでご利用いただけばいいわけですが。)また、光が邪魔に感じることもあるでしょう。そんな時におすすめなのがアロマブリーズです。(アロマブリーズはシリーズ商品名です。風を利用した芳香拡散器のシリーズですが、振動、ミストを利用したものも中にはあります。)

ファン式の芳香器で、中のシートに精油を落として風によって香りを送り出します。携帯用の小さいものから、大きいものまでありますので用途に合わせてお使い頂けます。


振動・ミストを利用したもの…
アロマディフューザーという電気式の芳香拡散器を利用します。アロマポット、アロマライトが精油を蒸発させて香りを広げるのに対し、精油そのものを微粒子で拡散する為、より本来の香りが楽しめます。
ディフューザーにはミストが出るタイプと出ないタイプがありますので、お好みでお選び頂けます。(ここでは分けましたが、アロマブリーズもディフューザーの一種ともいえます)

メーカーによって使用方法は異なりますが、指定の箇所に精油を直接入れてスイッチを押すだけで使えます。

最近では加湿器にも精油を加えられるタイプが登場してきています。そういったものを利用してみるのも便利でしょう。


芳香浴はアロマテラピーの基本ともいえるでしょう。同じ芳香浴でもちょっと方法を変えるだけで気分も変わってくることと思います。
光からの癒しがプラスできたり、ミストによるマイナスイオンの癒しが期待できたり、方法をちょっと変えるだけでプラスアルファされるものがあります。そんな風に多元的な癒しになるのがアロマテラピーの魅力でしょう。

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posted by 水倉佑香 at 14:00| アロマテラピーってどうやるの? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

沐浴

お湯に精油を加えて入浴する方法です。

全身浴の場合は1〜5滴、半身浴や部分浴の場合は1〜3滴加えます。
お湯に直接精油を落としてもいいのですが、精油は水には溶けにくい性質がありますので、よく混ぜたとしても混ざりきらず残ってしまう可能性が高いです。そうすると肌に直接精油が付着してしまい肌に刺激を感じる恐れがありますので、できれば植物油や天然塩などに加えてから使用したほうがよいと思います。

植物油に加えればバスオイル、天然塩に加えればバスソルト、スキムミルクに加えればバスミルク …そうです、手作りで簡単に入浴剤が作れちゃうのです。
こんなふうに楽しみながら精油を選んで入浴剤を作ってお風呂に入れてリラックス。ちょっと優雅な時間ですよ。

 バスソルトの作り方へバスソルトの作り方
 バスミルクの作り方へバスミルクの作り方
 バスオイルの作り方へバスオイルの作り方
 バスフィズの作り方へバスフィズの作り方
 バスハニーの作り方へバスハニーの作り方


さて、沐浴の種類ですが、
全身浴…
肩までお湯に浸かる入浴法です。水圧の効果で血行が促進されますが、心肺機能が弱まっている場合は負担がかかりすぎるとも言われます。

半身浴…
みぞおちまでお湯に浸かる入浴法です。水圧が少ないので心肺への負担が少ないです。ただし、上半身が冷えないように上半身は濡らさず、タオルをかけたり浴室を温めたりすることが大事です。

部分浴…
手浴、足浴など体の一部分だけ湯につける方法です。
洗面器などに湯を入れて、
手浴であれば手首まで、足浴であれば足首まで湯にいれます。
体の一部だけとはいえ末端を温めるので体全体が温まってきてリフレッシュできます。服を脱がなくてもいいので手軽に楽しめるでしょう。


そして、リラックスしたい時は ちょうどよいと感じる温度〜ぬるめのお湯(一般的には38〜41℃)。朝や気分転換などリフレッシュしたい時には あつめのお湯(一般的には42℃以上)がよいとされています。個人差もありますし、季節などによっても感じ方が違うので寒いのにがまんして41℃のお湯に入ったりする必要はありませんが、朝晩でお湯の温度を変えてみると気持ちの切り替えなども上手くいきやすいのではないかと思います。

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吸入

芳香浴と似ていますが、こちらはもっと積極的に精油成分を吸収する方法です。

ティッシュに精油を1〜2滴落として、嗅ぐのも吸入にあたるでしょう。
芳香浴か吸入か、それほど明確に分ける必要はないので、自然に楽しめばよいでしょう。

さて、吸入でもここでは特に蒸気吸入法について説明しておきます。
マグカップを使った芳香浴に似ていますが、
マグカップや洗面器にお湯を入れて、その中に精油を1〜2滴落とします。そして目を閉じて蒸気を吸い込むわけですが、蒸気が逃げないようにバスタオルなど頭にかぶせて行うと肌への水分補給になったり、毛穴を広げ汚れ落ちよくさせられたり、スキンケアにもなりますね。

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湿布

生理中にお腹を温めたり、肩こり、腰痛などの慢性的な痛みに患部を温めたりしたい時に、お湯に精油を1〜2滴落として、落とした精油をすくうようにしてタオルをお湯につけます。タオルを固くしぼって、精油の面が直接肌につかないようにして湿布する部位にあてます。
そのままではすぐに冷めてしまうので、その上にラップをして、さらにタオルをまくと冷めにくくなります。冷めたら取り替えながらゆっくり温めましょう。
生理痛や肩こり腰痛などは血行が悪くなっていることが多いので、温めることで血行促進をはかるわけです。

逆に、炎症や熱を持っている部分の場合は、冷湿布を使います。熱を持っているから冷やす。または血管が拡張されすぎているので沈静するというわけです。
冷湿布はお湯の代わりに氷水を使って作ります。冷湿布の上にアイスノンなどのせると冷たさが持続できるでしょう。(あまり冷たすぎると感じる場合は間にタオルをはさむなど調節しましょう)

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トリートメント(マッサージ)

アロママッサージとかアロマトリートメントとか呼ばれ、アロマテラピーサロンなどで受けられますが自分でも行うことができます。
サロンなどでは、アロマトリートメントと呼ばれることが多いですが、アロママッサージとは違うのか?といわれれば、実は同じです。ただ、アロマテラピーでいうマッサージは英語のマッサージのニュアンスに近く、日本語でいうマッサージとは意図するところが若干異なります。普段、私たちが使っているマッサージという言葉は広域での癒しだったり、老化防止のスキンケアのためだったり、どちらかというと英語のマッサージに近いニュアンスで使っていますが、日本での元々のマッサージはもっと治療という意味合いが強いのです。そこでアロマテラピーのような治療目的でないマッサージをさしてトリートメントと呼んでいます。

さて、ではまずはトリートメント(マッサージ)オイルを作りましょう。
用意するものは精油とキャリアオイル(植物油)です。
キャリアオイルに精油を加えてよく混ぜればいいわけですが、問題はその濃度です。
アロマテラピーの本では、大体その濃度は1〜3%程度の範囲で様々ですが、ここでは(社)日本アロマ環境協会のガイドラインとなっている1%濃度でご紹介します。但し、お肌の弱い方など、まずは0.5%濃度からはじめるなど、それ以下の濃度でのご使用でもできますので、自分に最適な濃度を見つけてみてくださいね。

さて、精油はドロッパービン(1滴ずつ落ちてくるもの)のことが多いですが、その1滴が大体0.05mlになります。なので、10mlのキャリアオイルなら2滴で1%濃度になります。10ml(小さじ2)のオイルは少なく感じますが、私の場合両足に使っても余る量です。
セルフケアであれば、それほど広範囲を行うことはないと思いますので10mlくらいで作ってみるといいと思います。もし、まとめて作っておきたい場合、または作りすぎてしまった場合は、射光ビンで保存して早めに使い切りましょう。
また、精油を入れ過ぎてしまった場合は、キャリアオイルを足して濃度を調整してください。

トリートメント(マッサージ)オイルができたら、まずはパッチテストをするのをおすすめします。特にはじめて使うような場合、顔などに使う場合は、万一、かゆみや炎症などが起こると大変ですので事前にパッチテストをしてみて下さい。(といってもちゃんとしてパッチテストは様子を見る時間が長くって大変ですけどね)
パッチテストは、作ったトリートメント(マッサージ)オイルを体の柔らかくあまり目立たないところ(腕なら前腕の内側、足なら内腿、顔なら顎と首の境目あたり)に少し塗り、24時間〜48時間放置します。そして肌に異常がでないかを確認します。
もしかゆみや炎症など異常が出たらすぐに大量の水で洗い流してください。
パッチテストはちょっとめんどうですけど、やっておくとその後安心して使うことができますからね。


ではトリートメント(マッサージ)です。
トリートメント方法は色々な本で色々載っていますが、基本は心臓に遠いところから心臓へ向けて行うことです。
ですから足なら足先から膝、太腿へ向かってさすりあげる感じ、腕なら指先から肩方向へ向かってさすりあげる感じ…といった具合です。
各パーツによって、リンパの流れや腸の向きなどを考慮した手の動かし方がありますが、ここでは割愛します。

アロマトリートメントは、香りを感じると同時に肌から精油成分を吸収することで体のケアをしていきます。さらにそこにマッサージによる血行促進などが加わることでより高い癒しが得られます。

大事なのは自分が気持ちいいと思える強さで、気持ちいいと思える場所をマッサージすることです。すごく痛いのにがまんしてぐいぐい押したりする必要はありません。
オイルも大量にべとべとつける必要はありません。好きな量を肌に塗布して行ってみてください。ただ、乾燥してきたらちょっと足してすべりよくして行ってください。


具体的なパーツ別のトリートメント方法などはまた、別途UPしていきたいと思いますが、これが唯一正解、というものはないので色々ためしてみて、自分の気持ちいい方法を探してみるとよいと思います。

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posted by 水倉佑香 at 14:04| アロマテラピーってどうやるの? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

注意事項

1.精油の原液を直接肌につけない。
誤ってつけてしまった場合は、すぐに大量の水で洗い流しましょう。
2.精油を飲まない。
フランスなど海外では、精油の内服をしているケースもありますが、直接内服すると腸で高濃度の成分がすべて吸収されてしまい内臓等に負担をかけることにもなりますので、内服はさけましょう。
3.火に注意する。
精油は可燃性ですので、引火に注意してください。
4.精油は風通しの良い冷暗所で保管する。
  保存期間の目安としては、製造から5年、開封から1年(但し柑橘系精油は半年)です。
5.アロマテラピーを医療の代わりとしない。
アロマテラピーで体調がよくなったという人も多くいますが、アロマテラピーは病気を治すというものではありません。病気になったらアロマがあれば大丈夫などと思わずに病院に行きましょう。

子供についての注意
 お子様にトリートメントや沐浴を行う場合、大人との体重差を考慮して、精油の使用量を少なくしてください。例えば20〜25kgのお子様なら精油の使用量は大人の1/2といった具合です。迷われる場合はより少なめの濃度で行うのがよいでしょう。
また、精油を誤って飲んだり、触ったりしないよう精油のビンやアロマライトなどもお子様の手が届かないところで保管、使用するように注意しましょう。

乳児についての注意
 特に3歳未満のお子様の場合、大人より精油の影響をうけやすいですので、時々芳香浴という程度で、トリートメントや沐浴などは行わないようにしましょう。

妊産婦についての注意
 今までアロマテラピーによる妊産婦の事故、という話は聞いたことがありませんが、精油の中には通経作用や、女性ホルモンに働きかける作用をもつものもあります。しかし、例えばローズは月経周期を正常にしたり、ホルモンバランスを整えたりすると言われていますが、ローズの香りがとても好きで妊娠中も芳香浴を楽しんでいたので気持ちよく過ごせた。という人もいますし、この精油は使ってはだめ、これはOKという絶対的なガイドラインはありません。ただ妊娠中に芳香浴をしたけれど、あとでこれは通経作用があると聞いた、どうしよう!と過度に心配してしまうくらいなら行わない方がいいでしょう。
妊娠中は体調も敏感ですので、お家では芳香浴程度として、トリートメントはサロンで行うとよいかもしれません。今は妊産婦OKや妊産婦向きのアロマテラピーサロンも増えていますし、そういったサロンであればお家で使う精油などのアドバイスもしてもらうことができると思います。
こちらでご紹介する精油は、妊産婦は注意、妊産婦は使用を避けるなど注意書きさせて頂きますが、もし使ってしまったとしても「もうだめだ」などと思わないで、自分の体調がその後変わったどうか考えて、ご心配なら病院で相談してみてください。

光毒性について
 精油の中には、精油を塗布した状態で紫外線にあたると炎症を起こすことがあります。
特に柑橘系の精油に光毒性を持つものが多いので、使用後は直射日光に当たらないようにするなど注意しましょう。

猫のいるご家庭での注意
猫の肝臓は精油成分を分解できません。その為、人間には良く働く精油であっても猫には毒になる可能性があります。猫と同じ部屋での芳香浴などは控えて頂き、また猫が誤って精油を口にしないよう注意してください。
posted by 水倉佑香 at 14:06| アロマテラピーってどうやるの? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする